つぶやき

2017年10月

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10月4日
今日はひさしぶりの映画。ドリームを見に行く。すばらしかった。音楽もめっちゃいいと思ったら、ファレルプロデュースだった。そりゃもうそうやなという感じ。原題であるHidden Figuresからドリームというタイトルに変えられて(しかもはじめは私たちのアポロ計画なんて副題もつけられてた。マーキュリー計画なのに。日本人になじみのあるアポロにしたっていう話だったけれど、SNSで批判が相次いただために、副題は消えた)、ウェブサイトも力が入ってないし、いろいろもったいない。映画の後は、池袋。めあてのものが見つからず、大泉まで。左手指先の痺れ、今日は特に感じる。風が冷たい。もうすっかり秋の気配。

10月5日
杉並気功のひろば。さとみちゃんとゆうちゃんがきてくれて、にぎやかな会となる。登山に行った際に気功がそばにあったという話をしてくれた人がいてとてもうれしい。終わった後はアロマ話。ミネラルとビタミンの話を系統だてて話せるようになりたい。

10月6日
連続で榎本家へ。思い立って話をしに行ける友人が、歩いていけるところに住んでいるということがありがたい。夜は三鷹へ気功。ひきつづきミネラルビタミン酵素について。

10月7日
後期の授業「スピリチュアルケアと芸術」、聴講生として受講。午前中のふたコマ、あっという間の時間だった。先生の、立て板に水状態の話がおもしろい。宗教と美のつながり。午後は上野で詩人たちの声を聞いた。ドラマでポエトリーリーディングがとりあげられたりもしている。ちょっとしたブームなんだろうか。みられたスタイルは好みではないけれど、みんなすごいなと思う。自分の中から出てきたことばを人前ではなつことができるってすばらしい。手の痺れがまだ残っている。ここのところ結構感じやすい。足も残っているがすこしだけ薄れた気もする。

10月8日
でかけるつもりが、いいお天気だったので洗濯物を大量に干し掃除をはじめてしまいなんとなく気持ちが家にいるモードに。今日はなんだか食べたい欲のわく日だった。コンビニのナッツを一気にボリボリと食べてしまった。一気に食べるのはよくないと思いながら食べた。このヤメラレナイトマラナイの感じ、私が私であって私でない瞬間。自制のきかない、中動態である私。なんだか細々といろいろ食べてしまった。原因は、思い当たる節あり。もういい加減にしたらと思うこと。これもまたなかなか自分の意志だけではむずかしいこと。脳の仕業、不思議。

10月10日
そうか。もう10月10日は体育の日じゃないんだな。錬総で月一の漢方内科。血液検査ではひとまず数値は落ち着いている。ほっとする。抗がん剤を止めることを伝える。先生のリアクションは特になし。いいとも悪いとも。だよな、だって4回しかやってないから再発するわけでもないし、6回7回やったからといって再発しないわけでもない。先生もなにも言いようがない。

10月11日
昨日に引き続き、あたまが重い。食欲が増しているのは、からだが冬支度をはじめているからだろうか。それとも脳の衝動だろうか。ナッツはやばい。食べ出すととまらないので、小袋にわかれたタイプにしないと。今、ミネラルについてまとめてる。人のからだと自然があたりまえであるけれど、つながっていると感じる。世の中で起こっていることとからだは相似形だ。

10月12日
漢方の先生からリアクションはなかったと書いたけれど、なにかすっきりしない感はあった。そしたら相方経由で「抗がん剤は続けたほうがいい」という伝言。月曜日はPETCTを受けるというこんなギリギリに。このタイミングで受けるPETは経過観察に移行するための検査なので、抗がん剤を継続となると受けなくてもいい検査になってしまう。明日中に病院へ連絡しなくてはと思うと気が重い。

10月13日
ここのところ施術をうけているHさんに抗がん剤の話をする。彼は抗がん剤を否定するわけではないが、私のからだの状態を診て「こんな状態で?こんな腎と心臓が弱ってるのに?」と疑問を投げかけてくる。なんだか話していて涙が出る。感情的な涙ではないが、からだとしてはなにかしら堪えているのだな。PETCTはとりあえず受けて、その結果を見て決めてもいいんじゃないとのことばに少しホッとする。帰って相方に報告するとなんだかつれない。なんだか気が晴れない。三鷹の気功へ。気功でなんとか気が戻る。めまぐるしい。

10月19日
ここのところ書き出せないほどしんどかった。ことばにするのも億劫なほど混沌としていたが、考えた結果、抗がん剤を続けることにした。抗がん剤はいやだけれど、こう決められたことにホッとしている。からだには負担かけるけれど、がんばってもらえるように私自身の意識ももうこの件に関しては惑わないようにする。

10月21日
午前中は学校へ。午後からは横浜に移動。ニヴァンテさんの「ライトな兄弟」をみる。ああ、すてきだった。胸がいっぱい。そしてその後も居心地のよい店でワインとお料理をいただき、話もたくさん。この一ヶ月ぐらいにあったあれこれを聞いてもらう。ひさしぶりの遠出ですっかり感覚が麻痺しており、終電があることに気が回ってなかった。池袋までは帰れたが、そこから先はタクシー。でも楽しかったからいいの。ほくほくの夜。

10月22日
台風の最中、投票へ。状況はひどいけれど、それでもあの中で枝野さんが立ち上がってくれたことでまだ捨てたもんじゃないと思えたことがなによりの収穫だった。それにしても、いろいろひどい。ひどすぎる。

10月28日
今週入院のつもりだったが病院から連絡がなく、昨日問い合わせたところ、来週30日からになってしまった。おもいがけなく余裕の週末。