ことば

話を聞いたのだった

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鍼灸を受けに行く。
このところ、気候が不穏なせいもあり耳鳴りがある。

困ったなぁと思い
耳鼻科へ行くべかと近所のクリニックを検索したりしていたが
鍼灸で対処できることを知り、
たまたま近日で会うことになった鍼灸師に施術をお願いをした。

今日は3回目。

 

施術をうけている時に、共通の知人の話題になった。
私に気を許していろいろ話してくれたのだとは思うのだけれど、
批判&非難を施術中に聞くのはやはり遠慮したいなといまさらだが。
一応、患者だしな私。

 

その話題の人物に対して、いろいろ言いたい気持ちはわかる。

本当によくわかる。

けれどもな、その話の中心というのが
「鍼灸という仕事」についてでもあったので
私としては疑問がわくわけだ。

 

自分も施術する側なので、本当に気をつけようと思う。

施術中、私は自分のからだの感覚に集中してもらいたいので
話しかけたり、ましてや自分の話をするなんてことはないのだけれど。

 

「ああ、これ言いたい」という気持ちになったら
はたと気がつきたい。
これ、今、相手が聞きたい話なのかどうかってこと。

ただ私が言いたいだけなんじゃないのかってこと。

そして、私が言いたいことを言うのに
相手の時間を奪ってないかということ。

だって、私は飲みに来たりしたんじゃないのだもの。

プライベートなことはまた別の時間に、のはずだ。

 

なんてことを、帰ってきて
ずいぶん時間が経ってから思うんよね…

その時も、「この話は今聞く話なのかな…」とは感じているんだけれども。

 

 

まぁ、おかげさまで耳鳴りは治まってきたのだけれどさ。

もうあと一回で終わりにしよな…。