果てない宇宙があるように思っても、そうとらえているのは私の意識。
どこまでいっても、私のみているもの聴いているもの、感じていることがあるだけ。
私は私だととらえている宇宙であり、神であり。
そして、この私の意識がなければ宇宙も神もなく。
精巣の写真。
精子達は、意識とは全く関係ないところで動いている。
この中の一匹(?)が卵子と出会う。
セックスで、交わっているのはおもてにみえる肉体であるけれども
さらに女の体の中で交じり合うものがある。
実はさらに、もっと見えないものたちのまぐわいがあるのかも。
いまある顕微鏡でさえ見えない世界が。
この精子達は人の体から放たれて
みんな避妊具の中で生き絶えるのかも知れない。
あるいはティッシュの中か。
さて、この精子達はあなたのものなのか。
からだはあなたなのか。
まるでさも自分のものであるかのように語るが
精子の気を知りもしないのに。