なにもしないでいること
と書いた記事をさっきあげたけれど
これは14日に書いて保存していたものを
あらためてあげた記事。
16,17日あたりからじわじわと
おもてに見える動きがではじめている。
まずは、ばあちゃんちを片づけたくなった。
一階には何も入っていない桐箪笥が所在なげに置かれており
（一昨年、ばあちゃんちのものはほとんど片づけて業者に持って行ってもらったのだが、
この箪笥二棹はすんでのところでとどめたのだった）
これをまずは二階へ持ち上げることにした。
そして二階の押入れに入れっぱなしだった本を一階の本棚に並べた。
それだけでも、一階はすっきりした。
21日に開かれるイベントにあわせて片づけなくちゃと思ったのだが
そういえば新月だなぁ、今日はと思い出した。
そろそろからだの動きも春の兆しがあらわれている。
病気になって、食生活をあらためたが
そのなかで一番大きなことは、ココナッツオイルとの出会いだった。
最初に、食事療法の指導を受けていた三ヶ月間は
MCT（Medium Chain Triglyceride）オイルという、
ココナッツオイルから中鎖脂肪酸だけを精製したものだけを飲用していた。
ココナッツオイルの知識もさほどないまま、
「オイルを飲む」ということに抵抗を感じながらだった。
また、MCTオイル自体は加熱調理には使えない。
なので、食事も自ずと制限があり、一時は蒸し鶏ばかり食べていた。
蒸し鶏も悪くはないのだけれど、毎日だと飽きる。
からだのためと思って食べてはいたが、食べる楽しみは得られなくなった。
指導から離れた後、さてどうやって自分で食事を摂って行ったらいいのだろう
と、探していった先に出会ったのが、今使っているココナッツオイル。
今使っているものは、ココナッツ独特のかおりが脱臭されており
サラダオイルと変わらない使い方ができる。
サラダオイルを始め、ごま油もオリーブオイルも一切使わなくなった。
ココナッツオイルは、ほぼ飽和脂肪酸で構成されているので
酸化されにくい。
揚げ物に使っても、残ったオイルを再使用できるし
はやく使い切らなくてはと心配する必要もない。
揚げ物をして食べても、胃にもたれることがまるでないし
油汚れも落ちやすい。ベタベタすることがない。
あぶらっこいという言葉は無縁となり
ココナッツオイルに惚れ惚れしている。
私は、食べることそのものよりも
つくることのほうが好きらしい。
もちろん食べておいしいものが好きなのだけれど
美味しいものに仕上げるということを主体として欲しているようだ。
もちろん失敗もあるのだけれど。
ココナッツオイルは他の植物油にない特性が多々ある。
安心して使えて、安心して食べられる。
美味しいのがなにより。
最近は、ブレンダーも手に入れたので
バターコーヒーをつくって、朝に飲む。
ブレンダーを使うというのがミソで、ボトルシェイクしたものより
圧倒的に美味しい。
http://diamond.jp/articles/-/152764
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10483430Z01C16A2000000
うちは、海外からのグラスフェッドバターではなく
よつ葉の発酵バターを使っている。
よつ葉のバターも、肥料だけでなく青草を喰む牛の乳からつくられているそう。
「丁寧で、自然な暮らし」をしていると見られているようで
自分一人だとビールとポテトチップスで満足だったというと
たいてい驚かれる。
ビールとポテトサラダでもよかった。
ビールとじゃがいも。ドイツ人もびっくりの消費量だった。
一見、からだによさそうなことをしていても
食がからだの土台だ。
そのからだによさそうなことは、食べることがなっていないと
効力を発揮しない。
今回の病気で、ほとほとそれを味わった。
自分のための食事をつくるようになった。
そんなことは、本当はあたりまえなのだろうけれど
できていなかったから、
食べることの大きさを身をもって知ることとなった。
おかげで、患者として治療をしている最中も
比較的元気でいられた。
「食でからだがかわる、そしてこころもかわる」
ということを、人を招いて、食べながら話をしたいと思っている。
食べたい方、遊びにきてくださいな。
（ところで、丁寧な暮らしって、どんな暮らしだろう。
丁寧な暮らしをしているといわれると、なんだかむずむずとする。
自然な暮らしとか丁寧に暮らすという言葉は
見かけのよさだけに焦点があたっている気もするが
それぞれ日々できることをただただなすことに他ならないように思う。
「なにもしないでいること」という記事にも書いたけれど
うごきは表面に見えるものだけじゃない。）
スイーツも、ココナッツシュガーと
ココナッツフラワーをつかって
糖質を抑えつつ、美味しいものができる。
とても簡単に。
ココナッツ、ラブ。
