2017年、子宮体癌ステージ4と診断を受けました。
何もかもをやり直す必要がある
このままだと死ぬよ
そう言われた気がしました。
食事も、考え方も全て見直す必要が私にはありました。
ナチスの強制収容所を生き延びた精神医学者ヴィクトール・フランクルの話を書きます。
「生きていくことに、もう何も期待が持てない」
というある囚人の絶望の言葉に対して、フランクルは言います。
「私たちが<生きる意味があるか>と問うのは、はじめから誤っている。
人生こそが問いを出し私たちに問いを提起しているのだから」と。
その囚人には、彼のことを待っている一人娘がいたそうです。
そして、娘の存在によって彼は生きることのかけがえのなさと責任に気づき、
生きる勇気を与えられたといいます。
人生に対して何かを期待するのではなく
「自分は人生から何を期待されているか」
人間は、生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに答える存在なのである。 われわれが人生の意味を問うのではなく、われわれ自身が人生の意味を問われているのであり、答える責任がある
そのように、フランクルは言うのです。
人間誰しもアウシュビッツ(苦悩)を持っている。しかしあなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望していない。あなたを待っている誰かや何かがある限り、あなたは生き延びることができるし、自己実現できる
フランクルのような過酷な状況を私は想像し得ません。
ただ、生きていく中での苦悩は
人によって違っても
それぞれの人にとっては
過酷なアウシュビッツのような状況かもしれません。
恐れや不安を感じるのは
現状の自分が揺れる時です。
そんな時、自分に問うこと。
本当に?
本当に、そうなのか?
この状況で私にできることはなんだろうか。
私もがんだと診断されたあと
「ホンマに生きるの?死ぬの?どっちなん?」
と問われたと感じました。
私は「生きます、生きますーーー」と叫びました。
あの時の問いかけが
どんなことも人のせいにせず、自分に寄せて問うてみる
その大きな覚悟につながっていると感じています。
私のライフコーチングでは、よりよく生きるとはどう言うことかを、共に問い合います。
より善く生きるとは、魂のお世話をすること。
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魂のお世話とは
食べる
体を動かす
排泄する、溜め込まない
よく休む
自分自身を労る
そして、本心からの望みを叶えること。
一人では盲点がたくさんあり、気づくことがなかなかできません。
一年間の継続プログラムです。
真の健康とはなにかを見つけましょう。
知詠 / 1969年生まれ。
農学部食品栄養学専攻。
大学卒業後、食品会社に勤める。
●1995年
阪神淡路大震災をきっかけにボディワーカー、アロマセラピストへ転身
●2001年
アメリカエサレン研究所認定エサレンマッサージプラクテショナー
●2001年
天野泰司氏より気功師事
●2011年
311震災をきっかけに上智大学グリーフケア研究所人材養成講座臨床コース修了
●2017年
子宮体癌ステージ4b診断、5年経過後寛解
自身の罹患経験から無意識を探究。
●2021年〜2023年
・NLPプラクティショナー
・NLPマスタープラクティショナー
・マネークリニックトレーナー
・NLPコーチング
・コアトランスフォーメーション
・ホールネスワーク
●2022年
米国エレベイス認定ヘルスコーチ