つくる

赤毛のアンのお料理ノート

料理の本といえば、忘れられないのはこの本。

 

前回、「家なき少女」の話を書いたが
「赤毛のアン」も大好きな物語。

 

 

 

この本にのっているレシピは
こどもだけでつくるには少し難しかったのと
この本を眺めてワクワクする気持ちと
できあがったお菓子の味が等しくなくて
この本に載っているレシピでなにかを作るということは
それほど多くはなかった。

 

けれども、本を眺めているだけで
私の脳内にはアンもマリラも存在して
グリン・ゲイブルスはまぶしくひかり輝いていた。

物語が、私の世界だった。

 

 

自分の未来は
まっすぐにのびた道のように思えたのよ。
いつもさきまで、
ずっと見とおせる気がしたの。
ところがいま曲がり角にきたのよ、
曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、
わからないの。
でも、きっといちばんよいものに
ちがいないと思うの。

 

 

ゆたかな時間をすごせていたのねと
あらためてこどもの自分に語りかける。

今だって、いける。
変わらぬグリン・ゲイブルズへ。

 


ABOUT ME
知詠
近畿大学農学部食品栄養学科卒業。研究テーマは「カビ」。卒業後は、食品会社で研究職。乳製品もどきを分析したり開発したりで6年半。1995年の阪神淡路大震災をきっかけに身一つでできることをしようとマッサージをはじめる。2001年アメリカ、エサレン研究所にてトレーニングを受け、ボディワークをはじめる。同じ頃にはじめた気功で「自然が先生」という教えに出会い、ひとのからだとこころのふしぎについて考えつづけている。2017年、子宮体癌4b診断。標準治療をはじめるのと同時に食事を見直し、あたらしい細胞をつくっていくためには食が土台だと体感。あらためて、「生きているとはどういうことだろう」をテーマにかんがえうごく場「空-くう-」を主宰。