アロマテラピー

アロマテラピーの話 -ふれる、ふれられるということ-

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義父が脳梗塞で入院中である。

相方とは籍をいれていないので、家族としての私の立ち位置は
微妙なのだが、近所の大学病院へ入院となったので
時々、お見舞いに行き、手と足にマッサージをさせてもらう。

おそらく、オイルをつかったマッサージなんて
義父は初めてだろうけれど
目を閉じて気持ちよさそうにしている。

 

三年半前、義父の母、つまり義祖母を看取る際にも
マッサージをさせてもらった。
入院中と、そしてからだだけがうちに戻ってきた時と。
魂の抜けたからだはとてもとても冷たかったが
それでも、ふれることのできる肉体があることは
なんとも不思議で、そしてありがたく感じた。

 

ふれるということばは、私の中でキーワードとしていつもある。

長らく、人にふれるということを生業にしてきた。

人にふれること、ふれられること。

 

気功の時間に、自分の手のひらで
自分のからだをなでさする。

自分にふれる時には
ふれる私とふれられる私があることに気づく。

言語はいらない。
ふれることは、ことばだと思う。
ふれる、ふれられることで
無言のうちにやりとりをしている。

だから、人を見舞う時に
マッサージができてよかったといつも思う。

言葉をかけるのはとてもむずかしい。
けれども、ふれさせてもらえることで
なにも言わずとも、やりとりさせてもらえる。

 

 

私の場合は、時間とお金を相当かけて
マッサージの技術を習得してきた。

精油、アロマテラピーについても然り。
学ぶこともそうだし、いろんなブランドのものを集めた。

そして、時々、人に教えたりもした。

もっと簡単に、もっと手軽に
人にふれるということができればいいのに。

 

そう思って、たとえば
コンタクトインプロという、人と人が互いの重さを受け取りながら
即興で動いて踊っていくというダンスの場にも足を運んだ。

この人とずっと踊っていたいと感じる人もいれば
さわられるのも嫌だと感じたこともあった。

人と人がふれあうということは
多大な情報をやりとりしていることにあらためて気づく。

 

 

最近、出会った精油の会社は
自分にふれる、人にふれるというハードルを
下げてくれている。

そんな簡単でいいのかと驚いたし
最初は抵抗があった。

通常のアロマテラピーを学んだ人からは
目くじらを立てられることばかりだし
私も、はじめて聞いた時は憤った。

 

でも、会社側の話を聞くと
おかしなことは全くなかった。
直接塗布も飲用も、特別積極的に勧めてはいない。
本当に極々少量から試すようにと、
また、体調が悪い人にはさらに少量を様子を見ながら、
ベースオイルを使うことが推奨されている。

おかしな伝わり方がなされているとしたら
それは伝える人と伝わった人の関係性によるものでもあると思う。

 

直接塗布も、ほんの少量、たとえば爪楊枝の先程度で試してみたらいいと思う。
なにがどれだけ駄目なのか。
自分のからだを知るいい機会だと思う。

実際にアレルギー反応が出ることもある。

けれども、それは精油だけのせいなのだろうかということまで
考えたい。

(これは、食についても同じだ。
アレルギーが起こる仕組みなど、あらためて学んでみると
よくわかることではないだろうか。
からだが炎症を起こしやすいということについて
あらためて、食生活の観点からも見直したいところだと思う。

食べ物だけでも、アレルギー反応が出やすいものはとても多い。
ちなみに自分のからだがどんな食物に対してアレルギー反応を示すのか、
知ることのできるキットがある。少々、お高いけれど)

 

客観的に捉えて、
なにが自分のからだで起こっているのか
を探っていき、そして今使っていけるもの、今は使えないものを
他の誰でもない、自分で知っていくということ。
精油は、その手助けをしてくれる。

 

もちろん、伝える側はリスクがあることも
ちゃんと話せるようであってほしいと思う。

 

 

今は、自分が施術することよりも
近所の友人たちと、互いに施術のしあいをできるといいなと思っている。

 

本当に困った時はセラピストに助けてもらうといい。

 

けれども、
自分でも困っているとは意識にのぼらないうちに
誰かにふれてもらうことであらためて自分が感じていることに気づく、
そして、人にふれる、ふれられることで
自分でできること、自分にもできることに気づける、
それが互いにできるなんて、すごいことではないかと思う。

セラピストにならなくても、できる。
やろうと思えば誰だって。

 

そんな願いが叶いつつある。

この精油によって。
じわじわとうれしい。

 

 

11月15日、アロマテラピーのクラスを行います。
簡単なイントロダクションから。

いっしょに、遊びませんか。
精油を使って。

 

 

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