ほうろく灸

ほうろく灸とは、もともと
土用の丑の日に呪文を書いた「ほうろく」を頭の上にのせ
「もぐさ」を置いて火をつけ祈祷、木剣で九字を切り、
悪鬼邪霊を払う歴史のある日蓮宗の行事なのだそうです。
現代では「暑気封じ、頭痛封じ」が主たる目的のようです。

それを、「空-くう-」でおこなえないかと、
ちあ鍼灸院のちあさんからお声がけをいただいたのがちょうど1年前。

土用の期間に養生
という意味で、空でのほうろく灸ははじまりました。

4月21日の開催は、午前中の参加者が少なかったため、
私もほうろく灸をはじめてじっくり味わわせていただきました。

本当に気持ちよかったーーー。

灸をあてている時間はそれほど長くはないのですが、
終わった後、とてもすっきりしました。

去年の夏からはじめて
回数を重ねるごとに、場の雰囲気もよくなっています。

リードしてくださるちあさん
そしてクリスタルボウルのえみさん
ディジュリドゥと篳篥、そして季節の養生の話をするてらじんさん
裏方でマネージメントをしてくださるさゆりさん
自然にコンタクトもとれるようになってきました。

えみさんのクリスタルボウルの音色、本当にうっとりします。


てらじんさんのディジュリドゥの音が
からだをここちよく振動させてくれます。
音は目には見えませんが、響きがつたわり
からだをふるわせてくれている、と体感できます。
なので音、大事。

なにを聞くか、なにを言葉としてだすか
ということまで考えさせられます。

五行説

ところで、土用というと夏のうなぎが連想されますが
土用があるのは夏に限らずなのです。

中国では古くから、世の中の万物は
木・火・金・水・土の5つの元素から成り立つと考えられていました。
これを五行説といいます。
(五行説は九星気学とも関わっていますね)

五行説は季節とも結び付けられ、
「木」は春、「火」は夏、「金」は秋、「水」は冬、
そして「土」はそれぞれの季節の変わり目を象徴するとされています。

土用の鰻?

ちなみに土用丑の日にうなぎを食べようというのは
江戸時代の発明家・平賀源内が、うなぎ屋の広告PR案として考えたからだそうで
土用とはまるで関係ないし、うなぎは夏には食べないほうがいいですし
(夏の胃腸には負担がかかるので)
資源の枯渇が心配されている昨今は、
この日にこぞってうなぎが売り出されることに疑問を感じます。

土用

季節の変わり目に当たるので、この期間は体調崩しやすい期間でもあります。
なので、土に関すること、引越しや土いじり、草むしり、地鎮祭などは
避けたほうがよいとされています。
旅行なども、吉兆関わらずどの方角もよくないので旅行も避けたほうがよいと
考えられています。

(18日間ずっとというのは生活に支障がでるため、間日というのもあるそうですよ)
http:

土用に土いじり、旅行、引越しはNG?間日、土用殺って何?
  「土用」といえば、「土用の丑の日」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 特に、夏の土用の…

ちなみに今春の土用は5月4日まで。
土用はゴールデンウイークの最中なので、移動される方も多いことか
と思いますが、どうぞ体調の変化に気をつけておすごしくださいませ。

次回は7月28日、満月でもあることですし
夜の遊びをということで
ほうろく灸の後に夕餉の部を設けたいと考えています。
また詳しくはおしらせしますね。

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