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問われるということ

2月生まれである。

先日、誕生日を迎えた。
なんと半世紀を生きたことになる。

 

大人になりたくない
と言っていた頃が懐かしい。
私はすっかりいい大人になった。
歳をとるっていいぞと人に言う大人になった。

 

 

去年、秋頃、
そして先月末と、続いて人から批判を受けた。

批判。

いや。
批判もあったが、ほとんど非難だった。

 

その人が何を言わんとしているか、
受けとめられる点もあったが
それは、とにかくやることなすことすべて
気に入らないということですねということがほとんどだった。

精神的なダメージは、肉体にも及ぶ。
傷は目には見えずとも、痛かった。

ちょうど「メモの魔力」を買ったばかりの頃だったので
書き出してみた。

昔の私ならば、カッとして
すぐさま反論に出たことだろう。

でも、半世紀も生きると、
自分をいさめることができるようになっていた。

そして、相手が言っていることは、
アドバイスでもなんでもなかったのだった。

ならば私はどうしたいのか
そう問うのみだ。

 

 

ちょうど先日、友人から「インナーチャイルドカード」
のセッションを受けた。

名前が名前だけに、はじめは
トラウマ的なものを引き出されるのかと思って、ドキドキした。
それをこう言ったら親との関係がどうの、
など指摘されるのかなやだなーとか。

でも、そうじゃなかった。全く過去関係なし。
今の自分が出るだけ。

下段、右のカードが出た時に、
「このカード見て、どんな状況だと思う?」と問われた。

私は
「龍を敵とみなし、剣を抜いて相手を斬る…
かと思いきや、剣を抜いたらその剣がビカビカと光っており
びっくりして戦意喪失。
そうこうしている間に、龍は自分の尻尾を噛んで自滅。
まるくおさまっていた」
というようなことを話した。

このような状況の時にどうする?とセッションで問われた時、
「写真に撮って、みんなに見てみてーとSNSで拡散する」
と私は言った。

「とにかく戦わない」と私は言った。

 

このセッションを受けた数日後に
件の厳しいメールが届いたのだけれど
カードのことを思い出せたおかげで
同じ土俵に乗らないことを決められた。

メールには「このことはSNSに書かないように」とあった。

内容は厳しかったけれど、最後で笑えた。

 

 

このように書いたことを読まれたとしたら、
また相手を相当怒らせることになるかもしれない。
そう思ったが、書きたかったことは「非難」の件ではなく、
インナーカードがおもしろかったということ。

本質は「自分自身を問う」ということ。

自分でも気づいていない無意識で、
私はどうしようとしているのか。

どうしたいのか。

問われる機会を多分にいただいている。

 

2月に生まれたことを、誇らしく感じている。

節分をすぎて、立春を迎え
厳しい寒さの中にも水が動く気配のする頃。
ふきのとうも顔を覗かせる。

「よーし、おもしろくなってきたぞ」とつぶやけば
人生ゲーム感が増す。

めげずへこたれず、案外はやく
自分を立て直すことがてきるようになった。
(昔はクヨクヨしっぱなしだった)

本当に、いい大人になったもんだ。
ええぞ、私。


ABOUT ME
知詠
近畿大学農学部食品栄養学科卒業。研究テーマは「カビ」。卒業後は、食品会社で研究職。乳製品もどきを分析したり開発したりで6年半。1995年の阪神淡路大震災をきっかけに身一つでできることをしようとマッサージをはじめる。2001年アメリカ、エサレン研究所にてトレーニングを受け、ボディワークをはじめる。同じ頃にはじめた気功で「自然が先生」という教えに出会い、ひとのからだとこころのふしぎについて考えつづけている。2017年、子宮体癌4b診断。標準治療をはじめるのと同時に食事を見直し、あたらしい細胞をつくっていくためには食が土台だと体感。あらためて、「生きているとはどういうことだろう」をテーマにかんがえうごく場「空-くう-」を主宰。